あ行

 

【赤点】

落第点のこと。 通信簿で赤い色で記入することからこのように呼ぶ。

赤点を取ると自分ながら情けない気持ちになる。

さらに「呼び出し」という追い討ちがある。

私の場合、高校の時、10段階評価で「1」と「2」が赤点であった。

「生物」と「地学」で「2」をとったことがある。(^^ゞ

 

 

【赤尾の豆単】

旺文社から出版されている英単語の本。赤尾先生という人が著者で

手のひらサイズであったので、豆単(マメタン)と呼ばれていた。

特に重要単語には赤い文字で印刷されていて、これだけ覚えているやつも結構いた。

 

 

【赤本】

一般には「赤本」「過去問集」と呼ばれているが、正しくは

「傾向と対策」という大学(学部)別の問題集のこと。

3〜5年間の出題傾向を分析し、その対策と予想問題を推測する。

表紙が赤いのが特徴的で、全国の国立・私立大学が網羅されている。

ページ数は様々であったが、価格が一律であった。(当時、たぶん)

 

【朝練】

「あされん」とは授業が始まる前のにクラブ活動などの習すること。

 朝練は体育系のクラブが行うことが一般的のようで、手芸部や囲碁部が

朝練で大変だったとはほとんど聞いたことがない。

また「あされん」に対して「よるれん」という言葉もないのが不思議である。

 

【アディダス】

際立つ3本ラインの「アディダス」のジャージを着ることが、カッチョ

良かった。アディダスには、パチモンも多く、良く見たら「アディオス」だったりしたものもある。

(類義語)

衛星ひまわりは「アメダス」

いなかっぺ大将は「わし、風大佐エ門だす」

ハゲ頭には「アデランス」

 

 

【アノラック】

防寒服のひとつで、ヤッケ→ウィンドブレーカー→マウンテイパーカーと

出世魚のように名前が変わっていった。

 

 

【アルコールランプ】

理科の実験で使用するランプで、加熱させるためのもの。

試験管、ビーカー、フラスコなどを熱するが、独特の臭いがした。

ガラスのふた(キャップ)で、かぶすようにして消す。

芯を多く出すと、より燃えるが先生に注意される。

「石綿つき金網」とセットで使用する場合もある。

これでスルメを焼いたら、きっと美味かっただろう。

      

 

【暗記もの】

一般には社会の年表、数学の公式、理科の記号、国語の文学史などをさす。

例)いい国つくろう 鎌倉幕府(1192年)

  イヤでござんす ペリーさん(1853年)ペリー来航

英語など、出題範囲のページをすべて暗記することを「丸暗記」といい

虫食い問題には有効的な方法であった。

 

 

【アンチョコ】

正式名は「教科書ガイド」と言ったかと思うが、この名前よりも

「アンチョコ」「虎の巻」という方が世間的には通じる。

教科書の問題の答えが書いてあり、宿題をさぼって100点を

とるという夢のような本。とりわけ、数学・英語・漢文に人気があった。

職員室に行った時に見かけたが、先生も愛用している。

町の本屋には置いてなくて、わざわざお茶の水の三省堂か書泉グランデ

まで買いに行ったものだ。(←東京の人にしかわからないか)

 

 

【いーけないんだ】

違反をしたり、いたずらをしたり、「いけない」ことをした場合に

注意する言葉。主に女子が男子に対して使用する。

”いーけないんだ、いけないんだ 先生にいってやろ”

節にあわせ、対象者を何度も指差しするという動作付きで行う。

地域によって、微妙に表現とリズムが異なるようで、

”いけないーんだ いけないーんだ 先生〜に ゆっちゃんーだ”

という場合もあるらしい。

(同義語)チクル

 

 

【家につくまでが遠足です】

遠足の当日、校長または教頭が注意事項を述べる際の締めくくりの言葉。

おかげで家にたどりつくと「あ〜遠足が終わったか」という気持ちになった。

なお、挨拶の最初は「本日は天気にも恵まれ、、、」から始まる場合が多い。

 

 

【一夜漬け】

試験の前日にだけ、徹底して勉強をし、その場をしのぐこと。

通常、ハイリスク&ハイリターンのヤマをかける

普段、さぼっている者にはそれなりに有効的な方法でもあるが、

3日後には完全に忘れてしまうという欠点もある。

 

 

【上皿天秤】

両端の皿にそれぞれ試料と分銅を載せ,その釣り合いによって試料の質量

を測定する器械。天秤に薬包紙という薄い紙を敷いて、使用する。

分銅はピンセットでつまみ、手でつかむと先生に叱られる。

(理由)手の油によって分銅の重さが増加するため

ゴキブリは測ることができるが、ネズミは測れない。

1〜2mgの分銅の板には、ピンセットで摘まみ易いようにベロがついている。

 

【衛生検査】

検査される項目

・ハンカチを持っているか

・ちりがみを持っているか

・爪が伸びていないか(=爪垢が溜まっていないか)

・髪の毛は耳にかぶさっていないか(男子の場合)

・鼻毛が伸びていないか(←そんなやつはいない)

学校によっては「持ち物検査」と呼ばれることもあるが、これは

抜打ちで鞄の中身を調べることの方が一般的である。

学生が学校に持ってきてはいけないもの、危ないものやばいものなどを調べられる。

違反者は没収され、高価なものだけ 、学年末の終わりに返してくれた。

 

 

【絵日記】 

日々の出来事を絵に書き、文章を添えた日記。

主に夏休みの宿題のひとつとなる。毎日、書かないと思い出すのが大変。

 

【えんがちょ】

言葉の由来は、“縁がちぎれる”からきたようだ。

バッチイもの触ったりしたやつに対して、「えんがちょ、えんがちょ」という。

特にうんこを踏んだ者には「えんがちょ 切った!」といい、合わせて

「バリア」をはるケースが普通である。

(もしかしたら、私の住んでいる地域限定の用語かもしれない)

 

 

【遠足】

本来は、足で遠くまで行くことを遠足といったと思うが、普通はバスで行く。

車酔いしやすい者はバスの前の方に座り、鬼太郎袋を必須アイテムとする。

バスの中では、クイズ、歌合戦をし、到着するや否や集合写真を撮る。

遠足でのおやつは300円までで、バナナがおやつに入るかどうか事前に

学級会(学活)で検討される。

水筒のふたに、コンパス(磁石)が付いているのが流行った。

※ゲゲゲの鬼太郎からこのような名前がつき、全国的に通用する言葉になった

 

【横断旗】

角に手が入るようになっていて、これを掲げて横断歩道を渡る。

風が吹くと飛ばされてしまい、それを追いかけて、かえって危険な目に会う

ため最近ではほとんど見かけない。

 

【お口にチャック】

主に先生が「静かにしなさい!」という意味で使用する。

これは口の中にチャック・ウィルソンさんを入れるということではなく、

チャック(ジッパー)をするように、口を閉じることの比喩的表現。

この用語は幼児〜小学生の低学年までを対象としている。

 

【お楽しみ会】

学年末に教室で行われるお楽しみな会のこと。(←そのままやんか)。

班こどに芸(歌・コント・クイズ大会)を披露し合うレクレーション。

事前に班長の家に集まり、練習をしたりするが、うけなかった場合

かなりショックだったりする。

(類義語)お誕生日会

 


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