所在地 | 全国100店舗 |
電話番号 | 03-3460-6145(下北沢店) |
営業時間 | だいたい10:00〜21:00 |
休日 | 不定期休 |
備考 | 人気店舗ランキング |
今回ご紹介するお店は「レトロスポット」ではないかも知れないが、はすぴー的には
なんとなく懐かしい雰囲気があり、ワクワクさせてくれるので当コーナーに加えることにした。
現在全国に100以上もの店舗を構える「遊べる本屋」、それが「VillageVanguard=ヴィレッジヴァンガード」だ。
ニューヨークの有名なジャズのライブハウスからもらったという店名「Village
Vangurd」の"Vangurd"は、
「前衛,先導者」という意味。店名には、「何か」を求める前進的な人たちの集まる店
でありたいという思いが込められているかのようだ。
もとは名古屋で産声(平成10年5月)をあげたヴィレッジヴァンガードは全国展開で躍進めざましい。
平成14年5月末現在で直営店75店舗、FC店31店舗になっている。
店舗ランキングによれば、やはり「本店(愛知)」がもっとも人気があるようだ。関東では下北沢店が
人気らしい。はすぴーの家からだと南越谷店(埼玉)が最寄りだったので、夏のくそ暑い中、カミさんと
三女(5歳)を伴って行って見た。
この店は一応、「本屋」さんなのだ。重要なのは「一応」という点。
置いてあるのは書籍とコミック、そしてCD。ここまでは普通の本屋さん。
その他、生活雑貨、ステッカー、自転車、ストラップ、お菓子、Tシャツ、時計、電話、灰皿、お香、
キャンドル、Zippo、フィギュア、キャラものetc、、、、おいおい。ホンマに本屋かいな。
要するに何でもありの「あり・おり・はべり・いまそかり」のラ行変格活用型の本屋だと思って欲しい。
本屋なので図書券で何でも買えちゃったりするのもこの店の素晴らしい点だ。(笑)
取り扱う商品も、アート、インテリア、クルマ、ネコなど、サブカル系を中心に、マニアックな分野
に重点を置いてある。だから本屋にもかかわらず「少年ジャンプ」や「赤川次郎」は置いていないが、
「大友克洋」なら高さ3メートルの平積みができるくらいの充実ぶりというわけだ。
またCDもインディーズ系も多く取り扱い、店のBGMとしても流している。雑貨はかわいいキャラクター系
からちょっと怪しい系まで、多種多様なものがところ狭しと並んでいる。
さらに店員さんによる手書きのPOPもなかなか面白くて、ついつい読んではニンマリとしてしまう。
これらが混然一体となった店内は独特の不思議な雰囲気とノスタルジアを醸しだしている。
ヴィレッジヴァンガードの社長・菊地さんのコメントによれば「突き詰めてしまうと、本屋のセンスは、
この本の隣に何を置くかで決まる」とのこと。ある本の隣にあるものは、同じジャンルの本とは限らない。
本であるとも限らない。「ハーレーダビッドソン」関係の本の隣に「イージーライダー」のビデオを置き、
その隣には「デニスホッパー」の本を置く。「村上春樹」の隣には「缶ビール」を置く。「チョコレート
からヘロインまで」という本の隣には「ハーシーのチョコレート」を置いてしまう。
なんと素晴らしい発想ではないか。
お暇な方にはお薦めしたい「遊べる本屋」である。
(↑クリックしてみてください)
オフィシャルサイト
http://www.village-v.co.jp/
店の様子はこんな感じだ 都内では「下北沢店」が人気のようだ
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